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布施 明(ふせ あきら、本名:布施 晃、1947年12月18日 - )は、日本の歌手、俳優。伸びやかな声と豊かな声量の持ち主として知られている。所属事務所は、渡辺プロダクション〔代表曲である「シクラメンのかほり」、「君は薔薇より美しい」などはナベプロ系列の渡辺音楽出版が出版権を持っている。〕からプロダクション尾木を経て、2012年より独立しFRA音楽創舎を設立した。 所属レコード会社は徳間ジャパンコミュニケーションズ。東京都三鷹市生まれ。A型。都立府中高校入学後、豊島実業高等学校(現:豊島学院高等学校)へ転校、同校卒。 2014年3月まで、横浜市立大学学長を務めた布施勉は実兄にあたる。妻は歌手の森川由加里。 == 略歴 == 布施は事務所の先輩であるザ・ピーナッツに憧れて歌手を目指した〔1975年4月5日の「ザ・ピーナッツ さよなら公演」(NHKホール)でのインタビューにて発言〕。高校在学中に日本テレビ系のオーディション番組『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』に合格。渡辺プロにスカウトされる。 1965年、「君に涙とほほえみを」でキングレコードからデビュー。その後、「恋」、「霧の摩周湖」、「愛は不死鳥」、「積木の部屋」などがヒット。1969年、TBSテレビのドラマ『S・Hは恋のイニシャル』で主演。 1975年、「シクラメンのかほり」のヒットにより、第17回日本レコード大賞・第6回日本歌謡大賞・FNS歌謡祭での最優秀グランプリなど、多数の賞を受賞。アイドルとして熱狂的な人気を集めながらも歌唱力の評価は非常に高く、クラシック番組「オーケストラがやってきた」にメインゲスト出演してシューベルトの歌曲に挑戦したことがある。 1980年、ハリウッド女優、オリヴィア・ハッセーと結婚し話題を呼ぶ。同年、アメリカに渡り、歌手活動やミュージカルなどでも活躍した。1983年に息子Maxが生まれる。1989年、離婚して日本に帰国。当時の日本では考えられない額の慰謝料、養育費が話題になる。 俳優としては、映画『ラヂオの時間』、ミュージカル『オケピ!』、テレビドラマ『男の選びかた』『ウソコイ』『WATER BOYS』『仮面ライダー響鬼』などに出演。 2004年、NHK『第55回NHK紅白歌合戦』出場20回を果たす。 2005年、特撮テレビドラマ『仮面ライダー響鬼』の主題歌「少年よ」をリリース。同年、「少年よ」が布施のシングルとしては25年ぶりのオリコンTOP20入り。初動セールス1万枚突破のヒットとなる。同年11月、『仮面ライダー響鬼』の2ndオープニングテーマ曲「始まりの君へ」をリリース。同年12月、NHK『第56回NHK紅白歌合戦』出場21回を果たし、「少年よ」を歌う。NHKと民放の枠を超え、ヒビキ役の細川茂樹や、仮面ライダー響鬼などに扮したスーツアクターたち(伊藤慎ほか)と、NHKホールのステージ上で共演した。 2006年12月13日、レコード会社をユニバーサルミュージックに移籍し、森山良子とのデュエットソング「やさしく愛して〜Love Me Tender」をリリース。同年12月、NHK『第57回NHK紅白歌合戦』出場22回を果たし、ジョン・レノンの「イマジン」を歌う。 2008年、NHK『第59回NHK紅白歌合戦』出場24回を果たし、「君は薔薇より美しい」を歌う。35年ぶりにトップバッターを務める。当時61歳であり、美川憲一と並びトップバッター担当歌手の最年長記録となっている。 2009年、NHK『第60回NHK紅白歌合戦』出場25回を果たし、「マイ・ウェイ」を歌う。紅白勇退を宣言し、ポップス歌手出場枠を後進に譲る意向を明かした〔【紅白リハ】布施明、今年で紅白勇退を宣言「頑張っている若者に譲りたい」 - ORICONSTYLE 2009年12月29日〕。 2013年4月、歌手の森川由加里と婚姻した事を発表した。 2015年、第57回日本レコード大賞・功労賞を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「布施明」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Akira Fuse 」があります。 スポンサード リンク
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