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積雪計(せきせつけい)は、積雪を計る装置である。構造的には距離計の一種であり、ポール上に設けた測定部と雪面との間の距離を測ることで積雪の深さを求める。測定部にはレーザー又は超音波の送信部及び受信部がある。 ==方式== 距離の測定には、雪面にレーザー又は超音波が反射して戻ってくるまでの時間を計る方式と、送受信両部と雪面上の反射点とがなす三角形の高さを算出する方式とがあり、最も精度が高いのは、後者の方式にレーザーを用いた場合だとされる。 レーザー、超音波のどちらによる測定においても、枯葉や霜柱による誤値が発生したり、積雪0センチメートルと積雪なしの判別ができないなどの問題がある。(このようなことが起きた場合、有人の気象台では記録を修正する)。 超音波の場合は、計測センサーを地上高3~5m程度の位置に取り付けることが多いが、強風による反射点の変化や、音速密度の不均一から±3cm程度変動する。 レーザーの場合も、計測センサーを地上高3~5m程度の位置に取り付けた場合、非固体である雪面反射点のずれや、取り付け柱の揺れにより±1cm程度の変動がある。(野鳥の多い場所では、赤いレーザー照射点を鳥が掘り、誤差が生じる場合もある。晴天時などの背景輝度が高い場合、計測出来ない事がある。) これらから求められた積雪深を毎正時等で差を取り、降雪量として積算すると、無降雪にもかかわらず変動の累積が大きな値になる事があり、注意が必要である。(実際には、無降雪にもかかわらず、日統計上の降雪が十数cmとなる場合がある。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「積雪計」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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