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空前絶後[くうぜんぜつご]
空前絶後 (くうぜんぜつご)とは、「それまでにはなく、しかも、その後も例がない」という意味の四字熟語。現代的には「未だかつてなく、しかも、今後もまずありえない」という意味で使われることが多い。 ==概要 == 「空前絶後」の「空前」とは「その前にはなく」という意味で、「絶後」というのは「絶えて後に例がない」という意味である(「絶対に後がない」という意味ではない)。 ただし現代ではこの成句を、「未曾有」や「前代未聞」などといった「いまだかつてない」という意味の成語の強調表現として使うことが多い。 たとえば、刑事裁判で検察が「被告の犯行は空前絶後の凶悪なものであり…」と言ったとすれば、それは正しくはない。この被告の犯行を上回る凶悪なものが将来現れる可能性があるからである。
用いても無難な例は「武則天は中国史上空前絶後の女帝である」や「オウェン・クインはニーヨークのワールドトレードセンター屋上からパラシュートで飛び降り生還した空前絶後の人物である」などといった具合なる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空前絶後」の詳細全文を読む
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