翻訳と辞書
Words near each other
・ 空咳
・ 空唄
・ 空嘯く
・ 空回り
・ 空回腸
・ 空回腸バイパス
・ 空回腸炎
・ 空圧
・ 空圧制御技術
・ 空地
空地一体戦闘
・ 空地分離方式
・ 空地率
・ 空城の計
・ 空城計
・ 空埜一樹
・ 空域悪天情報
・ 空域管理
・ 空堀
・ 空堀商店街


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

空地一体戦闘 : ウィキペディア日本語版
エアランド・バトル
エアランド・バトル()とは、アメリカ陸軍1982年から1990年代後期に渡り編み出した欧州での戦闘教義(warfighting doctrine, ウォーファイティング・ドクトリン)を基礎とする概念的枠組みの総体である。エアランド・バトルは積極的機動防衛を担う地上戦力と、敵軍の前線へ補給を行う後方部隊への攻撃を担う航空戦力とを緊密に連携させることに重点を置く。エアランド・バトルは1976年に誕生した「積極的防衛」("Active Defense")ドクトリンを置き換えたが、のちに「ネットワーク中心の戦い」("Network-centric warfare")という概念に取って代わられている。
発端となったのは、1973年に新設された陸軍内("United States Army Training and Doctrine Command", TRADOC)の司令官として赴任した(William E. DePuy, 「デピュイ」とも)による、ワルシャワ条約機構軍への対抗を目的とした陸軍改革である。1977年にデピューの後任となる(Donn A. Starry)はこれを補完する「拡張型戦場」("extended battlefield")という概念を発表している。
アメリカ海軍もこれに触発されてエアシー・バトル(AirSea Battle)という戦略を発表しており、オバマ政権下の2010年の4年毎の国防見直し(Quadrennial Defense Review)においても対戦略の一環としてこのエアシー・バトルが挙げられている〔
〕。エアランド・バトルはベトナム戦争敗北後のアメリカ軍内における対反乱作戦(COIN)への失望と同時にソ連との軍事的対決を意識させるものとして生み出されたとの見解もある〔
〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エアランド・バトル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 AirLand Battle 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.