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空対地ミサイル : ウィキペディア日本語版
空対地ミサイル[くうたいちみさいる]

空対地ミサイル(くうたいちミサイル、)は、射程によらず空中から発射され、地上の目標に対して撃たれるミサイル
ただし、アメリカ軍では推進装置のないAGM-62 ウォールアイAGM-154 JSOWなども空対地ミサイルに分類しており、誘導爆弾との定義の境界は曖昧である。
空中で発射される対戦車ミサイルなどもこれに入る。また、空対艦ミサイルがこの部類に入る事もある。
== 歴史 ==

=== 起源 ===
航空機が開発され、初めて兵器として使用された第一次世界大戦の敗戦国であるドイツは、兵器の開発を大きく制限されていた。しかし、制限の対象となったものは第一次大戦に存在した兵器、つまり火砲航空機艦船などであったが、ロケットについてはまったく制限が無かった。第一次大戦では飛行船攻撃に使用された以外はさしたる使い道はなく、ほとんど廃れた兵器であったからである。これに目をつけたドイツ国防軍はロケット技術の開発を進めることになる。
そして生み出されたのが世界初の弾道ミサイルV2ロケット」であり、世界初のロケット戦闘機Me163」であった。ドイツの開発はそれだけに止まらず、航空機から艦船を攻撃するための有力な兵器開発も行っていた。そして生み出されたのが世界初の動力付き誘導爆弾Hs293」である。これは発射後ミサイル尾部の噴射炎を目視しながら標的まで手動で誘導するという第一世代の対戦車ミサイルのような方式で、第二次世界大戦中に唯一完成した動力付き誘導爆弾であり、初の空対地および空対艦ミサイルである。通常弾頭であり速度もあまり速くなく装甲のある軍艦に対する効果が低く、母機が誘導中に対空砲火に曝される危険があったため、主に輸送船攻撃に用いられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「空対地ミサイル」の詳細全文を読む



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