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空沼岳(そらぬまだけ)は、北海道石狩振興局札幌市にある標高約1,251mの山である。山頂付近は支笏洞爺国立公園の第1種特別地域に指定されている。 札幌市中心部から車で40分程とアクセスが良いため、夏場のハイキング・秋の紅葉・冬のスキー登山など、市民に親しまれている山のひとつである。周辺には山の名の由来とされる「空沼(からぬま)」をはじめ大小6つの沼が点在している。 == 登山ルート == 夏季の土・日・祝日のみ、札幌市営地下鉄南北線真駒内駅から北海道中央バスの「空沼登山口」行きが運行される。それ以外の日程の場合、自家用車を使うか、同バス路線の通常終点「空沼二股」から30分かけて歩くしかない。バス停は日鉄鉱業北海道支店常盤採石所のただ中にある。 真駒内川を渡り、その支流の万計沢に沿って登山道を進んでいくと、やや道から外れた地点に青沼がある。沢の源である万計沼のほとりには2軒の山小屋が建っているが、空沼小屋は使用禁止となっており、万計山荘のみがボランティアの手により活動している。 万計沼を過ぎると、やがてより広い真簾沼(まみすぬま)が見え、その脇には龍神地蔵が建つ。ここから軽く下り、さらに急な登りを越えると、札幌岳への縦走路との分岐点を過ぎ、安山岩の露出した山頂にたどり着く。 なお、山頂からさらに進むと空沼(からぬま)を見ることができるが、相応の藪漕ぎを要する。 また、札幌岳縦走路は荒廃しているが、札幌市近隣で1000メートルの山々を縦走できるのはこのルートしかない。道中はヒョウタン沼を望むことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空沼岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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