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空線信号[あきせんしんごう] 空線信号(あきせんしんごう)とは、連続送信方式の基地局と通信する複信方式や半複信方式の無線局に、現在通話が行われておらず、なおかつ、通信が可能な状態にあることを知らせるために送出している信号のこと。 == 概要 == 通常の無線通信であれば、信号(電波)のない状態で通話が無いことと認識される。しかし、無線機器や電源等の故障で無信号状態になっている場合には、そのことが認識できない。また、基地局の電波が届くエリアにいるのかどうかの判断もつかない。 それに対応するため、基地局側から常に一定のトーン信号やデジタル信号を送出する事により、電波の届くエリアで、なおかつ、いつでも通話が可能な状態であることを認識出来るようにしているのが空線信号である。実際の通信システムでは、空線信号をそのまま復調すると耳障りとなるので、受信側でスケルチやキャンセラー回路により、空線信号が出力されないような仕組みになっている。そして、空線信号から通話信号に切り替わると通話音が出力される。 なお、正しくは空き線信号(あきせんしんごう)だが、一部雑誌が送り仮名を省いて空線信号と表記していることからくうせんしんごうと読む場合が多くなっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空線信号」の詳細全文を読む
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