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空軍軍官学校[くうぐんぐんかんがっこう]
空軍軍官学校(くうぐんぐんかんがっこう、R.O.C. Air Force Academy)は、台湾高雄市岡山区に位置する、空軍軍官(将校)を養成する為の中華民国空軍の教育機関(空軍士官学校)。略称は空軍官校。 == 沿革 == 空軍軍官学校は「航空救国」の号令の下、1928年10月10日に南京の中央軍官学校に設置された航空隊を元とする。同隊は組織の発展に伴い「航空班」「軍政部航空学校」と改名を重ね、1932年9月1日に「中央航空学校」として杭州に開校、正式に空軍の士官学校となった。開校後はアメリカ式教練を導入、ジョン・ジュエット大佐ら米軍顧問を招聘。しかしジュエット大佐が反共に消極的だったことや日米関係の問題からのちにイタリア式教練に変更。日中戦争勃発後は大戦全期に渡って数多くのエースパイロットを輩出した。 1937年の杭州陥落に伴い、雲南省昆明、次いでインドに移転。なお1938年に現在の校名となる。一方筧橋の敷地は日本軍に接収され、731部隊の部隊員で臨時編成された「奈良部隊」の細菌戦拠点として利用された事もあった〔731部隊による細菌戦と戦時•戦後医学 慶應義塾大学・松村高夫〕。 戦後は再び筧橋に移転するも国共内戦の影響で遷台し、現在に至る。 2003年に大幅な教育改正がなされ、一般大学を手本としたカリキュラムが組まれた。2011年現在、教官41名、学生610名。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空軍軍官学校」の詳細全文を読む
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