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空間群 : ウィキペディア日本語版
空間群[くうかんぐん]
空間群(くうかんぐん、)は、結晶構造対称性を記述するのに用いられるである。群の元となる対称操作は、点群での対称操作(恒等操作回転操作鏡映操作、反転操作、回映操作、回反操作)に加え、並進操作(すべての点を平行に移動させる操作)である。
空間群は全部で230種類あり、すべての結晶はそのうちの1つに属している。ただし、原子の配列は原子の性質や化学結合によるため、大半の結晶構造は100種類程度の空間群に含まれる。
空間群を記述する方法には、ヘルマン・モーガン記号(Hermann-Mauguin)とシェーンフリース記号(Schoenflies)の2つがある。
==シンモルフィック空間群==
230種類の空間群は「シンモルフィック空間群」と「ノンシンモルフィック空間群」に分類することができる。並進操作と両立する点群(結晶点群)に並進操作を加えて新しい集合(空間群)を作ることを考える。
まず、単純な並進操作と結晶点群を組み合わせによってできる群をシンモルフィック空間群と呼び、73種類ある。また、結晶点群に並進操作を加えることで、回転や鏡映などの対称操作に部分的な並進操作が加わって「らせん操作」や「映進操作(グライド操作)」といった新しい対称操作も生まれる。この新しい対称操作との組み合わせによってできる群をノンシンモルフィック空間群と呼び、157種類ある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「空間群」の詳細全文を読む



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