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空飛ぶ広報室[そらとぶこうほうしつ]
『空飛ぶ広報室』(そらとぶこうほうしつ)は、幻冬舎より出版されている有川浩の小説。航空自衛隊の広報室を舞台とする。 初出は2010年、NTTドコモとDeNAが共同運営する投稿電子書籍サイト『E★エブリスタ』での連載(現在は掲載終了)。出版について、当初は2011年夏に刊行予定であったが、同年3月11日の東日本大震災発生に際して著者が刊行延期を決意し、松島基地の震災対応エピソードを最終章「あの日の松島」に書き下ろし、2012年7月27日に単行本が発売された。雑誌『ダ・ヴィンチ』のBOOK OF THE YEAR 2012で小説1位を受賞した。2013年には第148回直木三十五賞候補に挙がる〔。2013年にはTBSテレビによりテレビドラマ化された。 == あらすじ == 突然の事故でP免(パイロット罷免)になった戦闘機パイロット空井大祐2等空尉は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室に転勤したばかりの新人広報官。ミーハーで詐欺師並みの交渉術を持つ鷺坂正司をはじめ、ガサツすぎて残念すぎる美人・柚木典子や、鷺坂ファンクラブ1号で柚木をして曰く「風紀委員」の槙博己、鷺坂ファンクラブ2号のマイペースなオレ様・片山和宣、フォロー上手の指導担当・比嘉哲広など、個性の強い先輩たちに囲まれながら勤務をしている。 そんな中、鷺坂の命令で空井は帝都テレビのニュース番組「帝都イブニング」のディレクターで元報道記者だった稲葉リカのアテンド役に命じられる。リカは勝ち気で上昇志向が強く不本意な異動に不満を覚えているうえに、自衛隊にいい感情を持っておらず、アテンド役の空井に挑発的な言動をとり、それを見かねた空井はついにリカと衝突を起こしてしまう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空飛ぶ広報室」の詳細全文を読む
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