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突然死 : ウィキペディア日本語版
突然死[とつぜんし]
突然死(とつぜんし、: SCD)とは、症状が出現してから24時間以内に死亡に至ることである。虚血性心疾患、心室性不整脈、大動脈瘤破裂、脳血管障害てんかん重積発作、喘息重積など死因が特定できるものと、解剖などによっても疾患の特定できない原因不明の突然死がある。
WHOの疾患分類(ICD-10, 2003年度版)ではR95, R96が狭義の突然死に相当する(下表参照)。40代の男性、就眠中によくおこる。
また、突然死とやや類似した言葉である急死も併せて説明する。
== 急死 ==
急死(きゅうし)とは、直前まで健康そうに見えた人間が、突然死亡することを指す。事故や災害、容態の急変などが原因になることもある。
突然死とは、似ているがニュアンスが異なる。
俗語的に使われるポックリ病も突然死を意味する言葉であるが、青壮年急死症候群の俗称として用いられる場合と、お年寄りが長患いや後遺症を残さず短時間で死ぬことを希求する病態を意味する場合がある(ポックリ地蔵信仰)。後者の具体的な死因としては脳幹部脳出血、急性心筋梗塞、大動脈瘤破裂などが考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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