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突発性難聴 : ウィキペディア日本語版
突発性難聴[とっぱつせいなんちょう]

突発性難聴(とっぱつせいなんちょう、英名:Sudden Deafness(SD) もしくはSudden Sensorineural Hearing Loss (SSHL))とは突発的におきる原因不明の急性感音難聴である。

== 概要 ==
突発性難聴は1944年 De Kleynにより初めて報告された〔De Kleyn A. Sudden complete or partial loss of function of the octavus-system in apparently normal persons. Acta Otolaryngol 1944; 32: 407-29.〕。突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患である〔 加我 他『新臨床耳鼻咽喉学 2巻ー耳』、P313 〕〔切替 他『新耳鼻咽喉科学 第10版』、P185〕〔突発性難聴 難病情報センター 財団法人 難病医学研究財団・厚生労働省 〕。
発症は突然であり、患者は難聴になった瞬間を語ることができるほど突発的である。(たとえば「朝、起きたら」とか、「図書館に行く前はなんともなかったのに、図書館から帰ってきたら聞こえが悪くなっていた」とかである。)〔慶應義塾大学病院・医療健康情報・難聴、耳鳴り
ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだようなケースは突発性難聴ではない。
随伴症状として耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多く、半数程度の患者は発症の瞬間には強いめまいを伴う〔切替 他『新耳鼻咽喉科学 第10版』、P186〕〔加我 他『新臨床耳鼻咽喉学 2巻ー耳』、P438〕が強いめまいは1回だけであり、強いめまいを繰り返したらほかの疾患の可能性を考える。
原因は不明であり、かつ原因が不明であることを本症の定義とする。したがって単一の疾患とは限らず、突発性・原因不明を条件とした感音性難聴を一括した疾患群である。
原因がわかるものは突発的な難聴であっても、本症とはせず、原因にしたがって診断名をつける。当初は突発性難聴と診断されても、その後に原因が判明すれば診断名を変更する。
再発はしない。もしも再発したら突発性難聴以外の他の疾患を疑わなければならない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「突発性難聴」の詳細全文を読む



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