|
窃話機(せつわき)とは、戦場において、軍隊が、敵国軍隊の有線電話を盗聴するための機械である。 ==日本陸軍の窃話機== 敵線に近く、長さ約500mの基線を敷設し、抵抗の少ない地棒で接地し、基線に窃話機を挿入する。 窃話機は拡大器(増幅器)と受話器とからなり、拡大器は真空球で微弱な電流をも増幅し、これに受話器を接続すると、誘導作用によって窃話することができる。 敵線が単線で、味方の線が平行して相対するときの窃話は最も良好であるが、逆に敵線が複数であるときは窃話は困難である。 敵線が撚合埋没されているときは窃話は不可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「窃話機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|