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雷銀(らいぎん、)とは、組成式Ag3N(一窒化三銀、窒化銀)とAgNH2(銀アミド)の混合物。稀に窒化銀そのものを指すことがある。黒色の結晶で、外部からの刺激に非常に敏感であり、少しの摩擦でも爆発する。 「ベルトレーの雷銀(fulminating silver of Berthollet)」と呼ばれている。 == 合成方法 == 硝酸銀 AgNO3 と 液体アンモニア NH3 を反応させてできる。 また、濃い硝酸銀水溶液に濃アンモニア水を加え、生じた褐色の沈殿が溶けるまでアンモニア水を加える。その溶液に還元性のあるアルコール等を加え放置すると溶液の表面に黒っぽい膜として生じる。この膜が窒化銀であるが安全に取り出す事はできないので危険である。膜が割れただけで爆発するので非常に危険である。銀鏡反応実験の後の廃液や生じた銀鏡を濃硝酸に溶かして廃棄するのを学校現場で忘れて事故も起こっており注意が必要である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雷銀」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fulminating silver 」があります。 スポンサード リンク
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