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窓問題[まどもんだい] 窓問題(まどもんだい、aperture problem)とは、1次元の局所運動情報からでは2次元の運動パターンの運動方向が一意に定まらないという問題である。大脳皮質において局所運動検出を担っている細胞は一定範囲の受容野をもち、その受容野により運動を局所的に検出することは、制限された窓 / 覗き穴(aperture)から運動対象を観察することに似ている。たとえば背景が右に45度傾いた等間隔の直線である場合、背景の上の円形の窓が左へ移動する場合と、上へ移動する場合で、窓の中の背景の運動パターンは全く同じであり、窓中の情報のみでは運動パターン全体の運動方向を推定できない。
== barber-pole illusion ==
barber-pole illusionとは、日常生活のなかで2次元運動の運動方向の判断が曖昧になってしまう事例である。理容店を示す、「白」「赤」「青」の3色のストライプ模様がナナメ方位に描かれたポール(サインポール)が回転するとき、3色のストライプ模様があたかも上下方向に移動しているかのように知覚される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「窓問題」の詳細全文を読む
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