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立川 博章(たちかわ はくしょう、1933年 - )は、日本の都市図画家、鳥瞰図絵師。名前は「ひろあき」と呼ばれる事もある。江戸時代の町並みを、明治陸軍の測量図、古文書、古地図、浮世絵等の情報から時代考証をして復元し、三点透視法によって江戸の鳥瞰図を作成している。 == 来歴・人物 == 1933年大阪府生まれ、大分県大分市出身〔桐山桂一「江戸の町並み景観復元図-御府内中心部」の「虫の眼で描く鳥瞰図」p6-p7〕〔インタビュー立川博章「パノラマ地図の世界」p109-p110〕。 1956年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業〔〔。大学在学中から東宝映画「ゴジラ」の制作に参加。東宝映画に入社し、約50本の映画作品の美術を担当。時代劇のセット作りの際に時代考証力、建築知識を磨く〔。 通産省に出向し、大阪万国博覧会の企画策定に携わり、日本政府館の企画等を策定する〔通商産業省企業局編「日本万国博覧会政府出展報告」の「企画に係る協力者」p391〕〔日本アーキテクチュラルレンダラーズ協会監修「アーキテクチュラルイラストレーションズPart III」p71〕。 1969年に独立して海洋開発デザイン研究所を設立〔。その後都市計画図、建築完成予想図などを多数描く。 沖縄国際海洋博覧会(1975年~1976年)の提案者の一人で〔、企画策定に携わる〔。 環境庁の依頼により知床半島の自然保護計画を作成する。その後雲仙国立公園(現在の雲仙天草国立公園)〔瀬田信哉「再生する国立公園」p326〕、大雪山国立公園、釧路湿原国立公園、層雲峡〔日本アーキテクチュラルレンダラーズ協会監修「アーキテクチュラルイラストレーションズPart III」巻末制作者リスト〕などで自然との共生を考慮した開発計画案を作成する〔。 ヤマハリゾートの葛城北の丸等の基本設計、全体の監修に携わる〔。ヤマハリゾートつま恋などの計画に携わり、完成予想図を作成する。 六本木ヒルズ〔、幕張メッセ〔、横浜みなとみらい21〔、イクスピアリ〔「大人の旅路」2005年4月号、p32-p35〕、晴海アイランドトリトンスクエア等の都市再開発計画構想策定に携わり、完成予想図を作成する。 2003年元旦の東京新聞に、立川博章の江戸鳥瞰図 愛宕山図が掲載される〔「東京新聞」2003年1月1日第4部〕。その後連載記事「江戸宇宙」のイラストとして江戸時代鳥瞰図の浅草図、江戸城を中心とした江戸図、江戸城南図その一、その二が東京新聞に掲載される。 2004年~2007年、江戸幕末の江戸各地の鳥瞰図を描く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「立川博章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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