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立石遺跡[たていしいせき] 立石遺跡(たていしいせき)は、山梨県甲府市下向山にある遺跡。後期旧石器時代初頭から弥生時代、古墳時代にかけての複合遺跡。立石遺跡出土品は山梨県指定文化財。 == 立地と歴史的景観 == 甲府盆地の南縁にあたる曽根丘陵の中央部に位置する。南北280メートル、東西180メートルにかけての範囲に分布し、標高は325メートル付近。立石遺跡が立地する曽根丘陵地域は旧石器時代の遺物が出土する地域で、立石遺跡からは関東地方から九州地方に広く分布する姶良Tn火山灰(AT)の降灰面より下位から石器類が出土しており、同時期にあたるAT下位の生活遺跡には富士北麓の一杯窪遺跡(山梨県都留市)や八ヶ岳南麓の横針前久保遺跡(山梨県北杜市)がある。一方、曽根丘陵中央部には弥生後期から古墳時代初頭にかけての方形周溝墓群のある上の平遺跡や宮ノ上遺跡など立石遺跡の弥生時代遺構と同時期の集落遺跡が分布しており、古墳時代には大型古墳が出現するなど甲府盆地の中核地域であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「立石遺跡」の詳細全文を読む
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