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竜吐水[りゅうどすい]
竜吐水(りゅうどすい)とは、江戸時代から明治時代にかけて用いられた消火道具(火消しの道具)である。名称は、竜が水を吐く様に見えたことからとされる。 == 概要 == 18世紀中頃の明和元年(1764年)に江戸幕府より町々に給付されたポンプ式放水具であり、火事・火災の際、屋根の上に水をかけ、延焼防止をする程度の消火能力しか持たなかったとされる(モースの絵日記にその様子が描かれている)。木製であり、外観形式としては箱型であり、駕籠とも似ている。江戸時代の消火器である。 江戸東京博物館には、明治15年(1882年)製の竜吐水が所蔵されている。 昭和時代に用いられた筒状の手押し放水具も竜吐水と呼称している博物館も見られる。 アメリカのセイラム・ピーボディー博物館が所蔵するモース・コレクションの中にも竜吐水が保管されており、水槽部の高さは53.3センチ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竜吐水」の詳細全文を読む
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