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竜陽君(ろうようくん/りゅうようくん、正しくは「龍陽君」と記す。紀元前4世紀末頃)は、戦国時代の魏の公子である。 戦国策の魏策にある話では、竜陽君が哀王とともに釣りをしていた際、より大きい魚を釣って喜ぶ王に対して、竜陽君が涙を流した。王が涙の理由を尋ねると、竜陽君が答えて言うことに、「今、ご寵愛を受けている私も、より美しい者が現れると、王のご寵愛を失ってしまう。そのことを思うと悲しくて涙が出るのです」と。これを聞いた王の竜陽君への寵愛はさらに強まったという。 毛利貞斎、『絵本通俗戦国策』の一篇:「竜陽君想失寵涕下」とある。 後代では男性同性愛(男色)を表す言葉の1つとしてこの人名が用いられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竜陽君」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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