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『童話王国』(どうわおうこく)は、『人魚姫』、『不思議の国のアリス』、『アラビアンナイト』などの童話の世界をテーマにしたオンラインMMORPGであった。 本家は台湾で、日本でのゲーム開始当時は株式会社サクセスによって運用されていたが、後に株式会社ベクターの子会社である株式会社ベルクスに運営が引き継がれ、ベルクス社は2009年2月にベクター社に合併されたため、ベクター社が運営を行っていた。Gamespace24はベクター社のネットゲームコンテンツの総称で、ゲームを行うための会員ID取得、課金のチャージなどを行うサイトとなっている。その他にマレーシアなどでもサービスを行っている。 日本では2003年12月23日~2004年5月6日にクローズベータテストが実施され、2004年5月20日~2004年10月6日がオープンベータテスト、2004年10月7日より正式サービス開始。2007年7月18日の大型エキスパンション第8弾『桃太郎』実装により、ユーザーインターフェイスの大幅な変更。2008年1月24日には最新版となる大型エキスパンション第9弾『お菓子の家』が実装され、その後は新スキルや攻城戦といった要素が追加された。2007年7月18日より、基本プレイが無料化されたが、2010年6月23日にサービスが終了した。 後継のサービスとして「レインボーアーチ〜童話王国〜」が2010年7月27日に開始されているがこれも2012年4月20日にサービス終了となり、日本で8年近く続いた童話王国は終焉となった。台湾などでは継続して童話王国のサービスを行っている。 == 概要 == キャラクターは「人間」「エルフ」「ドワーフ」の3種族と性別を選ぶ。キャラクターは種族および性別ごとにそれぞれ2種類用意されており、計12種類(3x2x2)のグラフィックが用意されている。 種族により上がりやすいパラメータが決まっているが、LvUP時はHPとMPとパラメータ3ポイントがランダム配分となり、手動で配分できる3ポイントの為、キャラクターの育成はリアル運に左右される所が大きい。 戦闘方法はMMOとしては珍しくエンカウント式であり、敵の取り合いが発生しない(義勇・攻城戦を除く)。戦闘はプレイヤーキャラクターと幻獣と呼ばれるペットのスキルを駆使して戦うことになる。 クエストは童話をモチーフとした物が多く、その数は140を超える。また、王国買取は生産品を納めると名声とメム(ゲーム内通貨)が貰える為、一種の納品クエストとも言える。その他、定時に王国防衛戦(義勇)や高レベルプレーヤー専用の攻城戦が発生する。 店で売られている装備品はLv20までであり、それ以上のものはプレイヤーが作るか敵からのドロップのみとなる。装備生産は、店で売られている物より性能の良いものが作成可能である。 作成した装備はマーケットと呼ばれる場所で、陳列台を使用することにより自動販売が可能である。通常キャラクターは5個しか販売できないが、商人及び大老のみ20個まで販売が可能である。 「連盟」(他のゲームではギルド、クラン等と同意)はプレイヤー同士が集まり、ある条件を満たすとアイテムの保有数が有利になったり、各都市間の移動が有利になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「童話王国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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