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竹ヶ鼻町(たけがはなちょう)はかつて岐阜県羽島郡に存在した町である。 現在の羽島市竹鼻町とその周辺に該当する。 美濃路の脇往還の竹鼻街道・駒塚街道(富田〔美濃路萩原宿と起宿の間の一里塚のある地名。現・一宮市富田〕 - 竹鼻 - 大垣)の中継地、木曽川・長良川の水運(逆川を利用)の中継地として、商業の街として栄えた。また、江戸時代後期からは美濃縞(織物)の生産の中心地であった。現在も古い商家の町並みが残る〔江戸時代の建物は、濃尾地震により殆ど焼失しており、現在の建物はそれ以降である。〕。 == 歴史 == * かつてこの地域は尾張国葉栗郡であったが、1586年(天正14年)の大洪水により木曽川の流れが大きく変わり、この地域は美濃国に編入され、美濃国羽栗郡となる。 * 江戸時代末期、この地域は尾張藩領、天領であった。 * 1890年(明治22年) - 竹ヶ鼻村が町制施行。竹ヶ鼻町になる。 * 1896年(明治29年)4月18日 - 羽栗郡と中島郡と合併して羽島郡となる。 * 1926年(大正15年)4月30日 - 駒塚村を編入する。 * 1954年(昭和29年)4月1日 - 正木村、江吉良村、堀津村、上中島村、下中島村、桑原村、足近村、小熊村、福寿村と合併し羽島市が発足。同日竹ヶ鼻町廃止。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竹ヶ鼻町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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