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竹内 弘高(たけうち ひろたか、1946年10月16日 - )は、日本の経営学者。ハーバード大学経営大学院教授、一橋大学名誉教授。専門はマーケティング・企業戦略など多岐にわたる。 ==人物・経歴== *東京都生まれ。インターナショナルスクールを経て、1964年(昭和39年)アメリカの大学に進学しろという親の反対を押し切り国際基督教大学に入学も、学園紛争で大学封鎖がなされ、カリフォルニア大学バークレー校に留学。1969年(昭和44年)国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。ICU在学中は奈良橋陽子と演劇をやっていた。大学卒業後マッキャン・エリクソン博報堂(現マッキャン・エリクソン)(世界有数の米広告代理店と日本の大手広告代理店の合弁企業)に1年半勤務した後、マッキンゼー入社のためMBAを取得しようと留学。サンフランシスコのマッキャンエリクソンでアルバイトをしながらカリフォルニア大学バークレー校にて1971年経営学修士号及び1977年経営学博士号取得。在学中野中郁次郎(カルフォルニア大学バークレー校名誉教授・一橋大名誉教授)に出会い、野中に誘われ博士課程に進学、研究者への道を志す。 *1975年、カリフォルニア大学バークレー校講師、1976年 ハーバード大学ビジネススクール講師。1977年博士号取得後マッキンゼーから採用の通知を受けるも、ハーバード大学ビジネススクール助教授に就任。7年間ハーバードに勤めるも、娘の教育を考え帰国。マッキンゼーに就職することを考えるも、野中郁次郎に誘われ1983年(昭和58年)4月一橋大学商学部助教授に就任。1987年(昭和62年)4月一橋大学商学部教授、1989年から1991年及び1996年ハーバード大学ビジネススクール客員教授、1998年(平成10年)4月一橋大学国際企業戦略研究科長。2010年(平成22年)3月一橋大学を定年退職し、一橋大学名誉教授の称号を受ける。2010年(平成22年)4月、ユニクロを運営するファーストリテーリング社の企業内リーダー養成機関、FR-MCI(ファーストリテイリング・マネジメント・アンド・イノベーション・センター)の副学長に就任。2010年(平成22年)7月より、マイケル・ポーター教授の招聘によりハーバード大学ビジネススクール教授。 *この間2000年(平成12年)6月から2003年(平成15年)6月までオリックス株式会社監査役、2004年(平成16年)6月からオリックス株式会社取締役・指名委員会議長、2005年(平成17年)3月からトレンドマイクロ株式会社取締役。株式会社大和証券グループ本社経営諮問委員会委員等も務める。 *世界的な経営学者であるマイケル・ポーターとも親交が深い。 *1995年(平成7年)に野中郁次郎との共著で出版された「知識創造企業」(The Knowledge-Creating Company)は、世界的な評価を受け、全米出版家協会の「ベストブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 *指導学生には阿久津聡一橋大教授、大薗恵美一橋大教授などがいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竹内弘高」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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