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竹節虫 : ウィキペディア日本語版
ナナフシ

ナナフシ(七節、竹節虫)は、節足動物門昆虫綱ナナフシ目に属する昆虫の総称。草食性の昆虫で、木の擬態した姿が特徴的。「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではない。また、「竹節虫」は中国語由来の表記である。
ナナフシ目の学名の "" は「異様なもの」を意味する と、高次の分類群を示す を合わせたもので、学名についてはこの他に "" とする場合もある。
== 形態・生態 ==

細長い体で、その姿はなどの植物体に擬態している。また、硬い卵殻に覆われた卵も植物の種子に似ている〔。体長は数cmから50cmを超えるものまでさまざま。
不完全変態〔。基本的に両性生殖だが、などは単為生殖を行い、オスが非常に稀である。
や飛翔能力を失ったものが多い。退化の程度は様々で、雌雄とも完全な飛翔能力を有するものから、オスのみ飛翔能力を有するもの、雌雄とも完全に無翅のものまである。コノハムシメスのように、上翅を有するものの飛翔能力は失われている例もある。
防御手段の一つとして、敵に襲われた際にを自ら切り離す自切を行う種が多い。失われた脚は、自切が若齡幼虫時に行われたものであれば、脱皮とともに再生していくが、成長段階の終わりに近い時期の自切ほど再生され難く、終齡幼虫・成虫での自切は再生されない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナナフシ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phasmatodea 」があります。



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