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笠志太留 : ウィキペディア日本語版
吉備笠垂
吉備笠 垂(きびのかさ の しだる、生没年不詳)は飛鳥時代官人。名は志太留とも表記される。冠位大錦下〔。
== 概要 ==
大化元年(645年)9月3日に垂は蘇我田口川掘物部朴井椎子倭漢文麻呂朴市秦田来津らとともに、古人大兄皇子を擁して謀反を企てる〔『日本書紀大化元年9月3日条〕。しかし、垂は9月12日に中大兄皇子にこれを密告する〔『日本書紀』大化元年9月12日条〕。その結果、古人大兄皇子はすぐさま攻められて殺害され、垂はこの功で功田20を賜った。なお、天平宝字元年(757年)になってから、この功労は中功に当たるとして二代に相続されることとなった〔『続日本紀天平宝字元年12月9日条〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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