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カサガイ
カサガイ(笠貝・傘貝)は、狭義にはヨメガカサ科(ツタノハガイ科とも)に属する巻貝の一種 ''Cellana mazatlandica'' の標準和名である。 しかし一般的には、軟体動物門・腹足綱・始腹足亜綱・笠形腹足上目に属する腹足類の総称として用いられることが多い。さらに広義には、他のグループであってもカサガイ類と似た形の傘型や皿型の貝殻を持つ腹足綱の貝類もカサガイ類と呼ばれることがある。 == カサガイ ''Cellana mazatlandica'' == カサガイ ''Cellana mazatlandica'' (Sowerby,1839) は、カサガイ目・ヨメガカサ科(ツタノハガイ科とも)に分類される巻貝の一種。殻長9cm、殻幅6cm、殻高5cmに達する大型のカサガイ類である。貝殻は傘型で、成体では正に傘の骨のように放射肋が発達する。小笠原諸島の固有種で、天然記念物に指定されている。岩礁海岸の潮間帯に生息し、岩の表面の微細藻類などの微生物を歯舌で掻き落として摂食する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カサガイ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cellana 」があります。
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