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第12回日本女子サッカーリーグ(L・リーグ)は、2000年7月から12月まで開催された。 == 概略 == 前回の終了後にOKI FC Windsの廃部と日本体育大学女子サッカー部の脱退やスポンサーの撤退による3チームのクラブチーム化(伊賀フットボールクラブくノ一、スペランツァF.C.高槻、宝塚バニーズレディースサッカークラブ)によりさらに厳しい状況に立たされたL・リーグだが、新たにジェフユナイテッド市原レディース、YKK東北女子サッカー部フラッパーズ、ルネサンス熊本フットボールクラブの3チームを加えた9チーム編成とし、東西の地域別に分けた「一次リーグ」と、その成績により上位リーグと下位リーグに分けた「決勝リーグ」を行うことにした。 また試合観戦を無料としたが、これは有料開催だと会場によっては基本料金が無料開催の2ないし5倍と大幅に上がる上、その収益に応じて会場使用料をさらに追加することになるため、1000円という比較的安価な入場料ではあっても徴収するとかえって経費が掛かるということを鑑みたのである。しかし会場によってはスタンド付であっても交通の不便なところであったり、日テレ・ベレーザの試合がJリーグ・東京ヴェルディの練習場「ヴェルディグラウンド」で試合が行われるなど、観客の立場からは非常に観戦しづらい状況に置かれることになった。 他方では「サッカーをすること」そして「日本女子代表になること」を目的とする選手を中心に構成された従来から所属の「セミプロクラブ」や「実業団チーム」と、「サッカーを楽しむ」ことを目的として新たに加入の「市民チーム」との対戦とが一次リーグでは生じ、レベルや意識の違いから対戦の際にさまざまな弊害が指摘された。 なおこの年から外国人選手登録が再び可能となったが、登録された選手はいない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第12回日本女子サッカーリーグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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