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第12集団軍 : ウィキペディア日本語版
第12集団軍[だい12しゅうだんぐん]
第12集団軍()とは、中国人民解放軍陸軍の軍級部隊。乙類集団軍。南京軍区に所属する。台湾解放作戦時、第2梯隊となることが想定されている。
== 歴史 ==
第12集団軍の前身は、国共内戦中に編成された晋冀魯予軍区第6縦隊(初代司令:王宏坤)である。第6縦隊は、王近山将軍の指揮の下、定陶戦役に参加し、汝河強行渡河作戦時には、政治委員社義徳将軍が指揮を執った。1948年、王近山は襄陽を攻略し、国民党特務の康澤を捕虜にした。准海戦役参加後、第6縦隊は第12軍に改編され、第2野戦軍第3兵団の編成下で渡江戦役に参加し、四川に進軍し、重慶を攻略した。
1950年末、中国人民志願軍第3兵団の下で朝鮮戦争に参加した。この時、第11軍の第31師が編入され、軍長には曽紹山将軍が任命された。第5次戦役中、第31師第91団は敵に包囲されたが、奇跡的に生還した。上甘嶺戦役には、第31師、第34師が投入され、副軍長李徳生の指揮の下で勝利を得た。
1960年代、第12軍で「郭興福教学法」が現れ、やがて「大比武」運動として全軍に広まった。第12軍は、長い間、第1軍と並ぶ中核部隊として戦略任務を担っていたが、1980年代の軍縮中に乙類集団軍とされ、その地位は低下した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第12集団軍」の詳細全文を読む



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