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第13独立艦隊 : ウィキペディア日本語版
ロンド・ベル

ロンド・ベルは、アニメーション映画機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する架空の部隊。綴りは "LONDO BELL" とされ、アルファベットのLと鈴を図案化した部隊章の設定もあるが、サウンドトラックアルバムでは "RONDO BELL" と表記される。
== 概要 ==

=== ロンド・ベル結成 ===
宇宙世紀0090年3月21日、武力的な反地球連邦政府活動の取り締まりを目的に、地球連邦軍の外郭新興部隊として設立される。拠点はサイド1のコロニー「ロンデニオン」。名目上は連邦宇宙軍に属しているが一定の管轄を持たず、最終的にその行動範囲は各コロニーの駐留・警備から地球上での戦闘までと多岐にわたり、独立部隊ならではの機動力を活かして数々の有事に即応した。
その成立は、第一次ネオ・ジオン抗争後にエゥーゴカラバの部隊が地球連邦軍に編入されたという説と、コロニーや小惑星に分散していた部隊を再編成したという説がある。地球での初代の旗艦はネェル・アーガマが務め、その艦長であるブライト・ノアが艦隊司令を兼任した。
各コロニーに対する独立捜査権こそ与えられているものの、エゥーゴ時代にネェル・アーガマを支えたガンダム・チームのパイロットたちは本隊編成時にはすでに艦を離れており、搭載機であるガンダムタイプモビルスーツ (MS) も連邦軍上層部によって秘匿かつ封印され、所在不明となった。任務の重大性に比して戦力は質量共に不足しており、宇宙世紀0090年5月にダンジダン派ハマーン軍残党と交戦した際にネェル・アーガマは損害を受け、アンマンまで撤退する。成果らしい成果を挙げられなかったブライトは、司令を解任された。
旧ハマーン派をはじめとするジオニスト系セクトやそれ以外の反連邦活動の弾圧・残党狩りが目的というその性格上、本隊はスペースノイドからティターンズ同様の組織と認識され、憎悪の対象となった。その結果、無策な連邦政府とコロニーの民衆との間で板ばさみの立場を強いられ、2年間にわたる調査でもシャアの再武装の兆候を察知できなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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