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第17SS装甲擲弾兵師団 : ウィキペディア日本語版 | 第17SS装甲擲弾兵師団
SS第17装甲擲弾兵師団 ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン(SSだい17そうこうてきだんへいしだん―、独:''17. SS-Panzergrenadier-Division "Götz von Berlichingen"'')は、武装親衛隊の38ある師団の一部隊である。部隊名のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンは15世紀のドイツ人の騎士の名前で、戦闘で右腕を失った後、鉄の義手をつけていた英雄である。師団シンボルは、この鉄の義手を表している。師団は、第二次世界大戦の西部戦線で活躍した。 == 編成と訓練 == 第17SS装甲擲弾兵師団は1943年10月フランスのポワチエで編成された。部隊は、訓練部隊や補充部隊、バルカン半島やルーマニアに住むドイツ系住民などの徴兵より基幹部隊が作られ編成された。11月に場所をトゥアールに移し、SS中佐が師団の編成の監督を行い、年内に戦力は4000人程度となった。1944年1月にSS少将ヴェルナー・オステンドルフが指揮官となった。この師団は、ゲルト・フォン・ルントシュテット元帥のD軍集団配下のドイツ第80軍団に配備された。 1944年2月になってもいまだ部隊は車両装備を欠く状態であった。第80軍団の命令で、師団は装備を充当するためにフランスの車両までかき集め始め、3月までにほとんどの戦闘部隊は完全に自動車化された。6月1日、部隊はフランスのトゥアールにおり、兵力としては17000人いたが、戦車を所持しておらず(装甲大隊は突撃砲を装備していた)、訓練期間も22~25週間程度と短く、士官や下士官に欠く状態であった。
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