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第1回全国中等学校優勝野球大会 : ウィキペディア日本語版 | 第1回全国中等学校優勝野球大会[だい1かいぜんこくちゅうとうがっこうゆうしょうやきゅうたいかい]
第1回全国中等学校優勝野球大会(だい1かいぜんこくちゅうとうがっこうゆうしょうやきゅうたいかい)は、8月18日から8月23日まで大阪府の豊中グラウンドで行われた全国中等学校優勝野球大会である。 == 概要 == 1915年7月1日に「第1回全国中等学校優勝野球大会」の開催を朝日新聞社から発表された。大会開催まで日数が少なく、春に武侠世界主催の東京都下大会優勝した早稲田実と東北、東海、京津、関西、兵庫、山陽、山陰、四国、九州の9地区で予選から参加した73校の中から9校の計10校が代表となった〔【高校野球100年 発掘・事件史】「第1回全国大会」開催知らせず 秋田県3校で「東北予選」5県を出し抜き地区代表 〕。東北は秋田県内の3校のみで行われ、東京以外の関東と北陸は予選自体が行なわれず、北海道は対外試合禁止のため参加できなかった。 審判は球審と塁審二人のほかに陪審を置いた。陪審はネット裏で観戦し、何か問題が起こった時に三人の審判に相談にのったり試合評を書く役目だったが、この大会だけで廃止となった。 優勝校には優勝旗、銀メダル、選手にはスタンダード大辞典、50円図書切手、腕時計が贈られた。準優勝校には英和中辞典、1回戦の勝利校には万年筆が選手全員に送られた。しかし大会終了後に、選手に数々の副賞を贈るのはどうかと議論が起こり、翌年からは優勝旗と参加メダルのほかは、おみやげとして大阪名物の粟おこしだけとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1回全国中等学校優勝野球大会」の詳細全文を読む
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