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第1海兵歩兵落下傘連隊(だいいちかいへいほへいらっかさんれんたい、1er Régiment de Parachutistes d'Infanterie de Marine:''1er RPIMa''、''French SAS'')は、ピレネー=アトランティック県バイヨンヌに駐屯する、特殊作戦旅団隷下のフランス陸軍海兵隊の特殊作戦連隊である。 フランス軍において特殊作戦を統括する特殊作戦司令部の指揮・調整によって運用される。 その名称からは想像が付きにくいが、連隊のモットーや部隊歴に現れているように、イギリスSASの直系の子孫部隊に当たる。 対テロ活動では、ハイジャック等の制圧任務は、国家憲兵隊の特殊部隊であるフランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)が行い、軍事作戦の際の人質救出作戦等の任務は第1海兵空挺連隊が行う(GIGNは支援に回る)ようで、棲み分けがなされている。 陸軍の精鋭部隊である第2外人落下傘連隊の空挺コマンドーグループ、国家憲兵隊のGIGNとも連携して作戦を遂行することが多い為、頻繁に合同訓練をしている。 == 沿革 == * 1940年:デビット・スターリング指揮下のSAS旅団フランス中隊として編成される。 * 1942年:クレタ島及びリビア戦に参加。 * 1943年:チュニジア戦に参加。 * 1944年:ノルマンディー上陸作戦に参加。その後は、フランス各地に進出。 * 1945年:バルジの戦いに参加。 * 1946年:フランスSAS大隊はフランス陸軍に移管され、空挺準旅団となる。 * 1948年:第2植民地空挺コマンド大隊に改編、インドシナ半島から派遣。 * 1954年:インドシナから撤退。 * 1956年:アルジェリア戦争に参加(~1962年まで) * 1960年:第1海兵落下傘連隊に改編される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1海兵歩兵落下傘連隊 (フランス軍)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 1st Marine Infantry Parachute Regiment 」があります。 スポンサード リンク
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