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第28回日本レコード大賞(だい28かいにほんレコードたいしょう)は、1986年(昭和61年)12月31日に日本武道館で行われた、28回目の『日本レコード大賞』である。 ==概要== 第28回の大賞は、中森明菜の「DESIRE -情熱-」に決定した。中森明菜は2年連続2度目の受賞で、2連覇は第25回の細川たかし以来史上2組目。女性歌手としては史上初。また大賞受賞歌手にこの回のTV番組提供スポンサーの1社であるマツダがルーチェを副賞として贈った。 大賞の発表は司会の森本毅郎、最優秀新人賞の発表は柴田一幸(TBS系ドラマ『親子ゲーム』の麻里男役)が務めた。 1986年のオリコン年間売り上げ第1位になった石井明美の「CHA-CHA-CHA」(TBS『男女7人夏物語』の主題歌)は外国人の作曲だったが、石井が新人賞を受賞すると同時に特別賞として外国音楽賞が授与された。TBSドラマという要因はあるものの、これまでとは異なり、外国人の作曲に一時的ではあるが門戸が開かれたケースである。 神田正輝との結婚、及び神田沙也加の出産により歌手活動を休止していた松田聖子は、「SUPREME」がアルバム大賞に選ばれその授賞式に生出演、久々にステージ上で姿を現した(昨1985年末の『第36回NHK紅白歌合戦』以来1年ぶり)。松田は同アルバムの中の「時間旅行」「ローラー・スケートをはいた猫」「瑠璃色の地球」の3曲をメドレーで披露するが、「時間旅行」の歌唱中に松田は、感極まって思わず涙声となるシーンがあった。 最優秀歌唱賞を受賞した北島三郎は、自身のスキャンダルにより当日の授賞式を欠席(紅白も辞退)した。受賞について主催者側は「出演辞退(欠席)と審査は関係なく投票で決めた」と説明。 視聴率は1.6P下落の29.8%に転落。30%割れは18年ぶり。 前半・後半でオーケストラを交代していたがこの回よりオーケストラは1つのみに統一される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第28回日本レコード大賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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