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第2SS装甲師団[だいに]
第2SS装甲師団 ダス・ライヒ(だいにSSそうこうしだん―、''2. SS-Panzer-Division "Das Reich"'')は、武装親衛隊の38個ある師団のひとつ。よく訓練されたエリート部隊で、第二次世界大戦の主要な戦闘で大きな役割を果たした。部隊名のダス・ライヒは祖国あるいは国家を意味する。下記の変遷を経て最終的にSS第2装甲師団 ダス・ライヒに発展した。 == 創設・ポーランド戦・フランス戦 == ポーランド戦には親衛隊特務部隊は一つとしてまとまった形ではなく、いくつかの陸軍部隊に分散されて最初の戦火を経験した。ポーランド戦が終了した1939年10月10日、ようやく親衛隊特務部隊は一つにまとめられ、SS-VT 師団(SS特務師団)が設立された。その構成はSS連隊ドイッチュラント(''SS-Standarte Deutschland'')、SS連隊ゲルマニア(''SS-Standarte Germania'')、SS連隊デア・フューラー(''SS-Standarte Der Führer'')、通信大隊、偵察大隊である。 フランス戦にSS-VT 師団としてロッテルダム攻撃に加わり、ロッテルダム攻略後、師団は他の師団とともに、連合軍をオランダ・ゼーラント周辺に押し込む任務を受けた。次に、陸軍部隊が制圧した地域で一部残る抵抗拠点を潰す任務を受けた。師団は、フランスに移され、強固に防御された運河を突破する支援を行い、パリへの進軍に参加した。戦いの終わりには、部隊はスペインとの国境近くまで前進していた。 フランス戦後に、部隊は名称をSS-VT 師団から、SS師団ライヒ(''SS-Division "Reich"'')と変更した。フランス降伏後、師団はイギリス英本土侵攻のためにフランスに留まったが、英本土侵攻作戦の延期により、1941年、師団はユーゴスラビア・ギリシア侵攻のためのマリータ作戦準備にルーマニアへ移動した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第2SS装甲師団」の詳細全文を読む
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