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保安警務中隊
保安警務中隊(ほあんけいむちゅうたい)とは、陸上自衛隊の各方面警務隊直轄の警務科(陸上自衛隊の職種の一種)部隊である(中隊)。中隊長は警務官たる3等陸佐をもって充てられる。 == 概要及び任務 == 司法警察職務及び保安職務(警務官#警務隊の任務参照)を主任務とするほか、特に第302保安警務中隊は防衛省・陸上幕僚監部に訪問する国賓等に対する儀仗・栄誉礼を行う。 中期防衛力整備計画 (2005)に基づき、2008年(平成20年)3月26日、5個の保安中隊は方面総監直轄部隊から防衛大臣直轄部隊の警務隊隷下に編合、保安警務中隊となった。保安中隊時代には司法警察職務任務が付与されていなかったが、この改編により同任務が付与された。指揮系統の変更により方面総監の権限で運用ができなくなったため、改編以後の方面総監部以下に対する国賓への儀仗任務は師団または方面直轄部隊の人員をもって対応〔但し改編前においても、諸外国より表敬訪問した軍人(将官以上)に対しての儀仗は総監部付隊の隊員や師団等の隷下普通科隊員により行われている。〕している。 また、保安中隊時代には広報活動の一環としてファンシードリルを披露していたが、こちらも保安警務中隊への改編に伴い行なわれなくなった〔陸自の儀礼パフォーマンス、38年の歴史に幕(産経新聞2008年2月15日、2010年5月7日閲覧)〕〔中部方面隊HP 平成19年度陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「保安警務中隊」の詳細全文を読む
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