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第36軍(だいさんじゅうろくぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。 == 沿革 == 第二次世界大戦末期、絶対国防圏の要石とされたサイパンを失い、1944年(昭和19年)7月21日に編成された第36軍は、本土決戦の「決勝兵団」と位置づけられ、関東軍から引き抜いた戦車師団を擁する精鋭であった。 本土決戦は当初サイパン戦の戦訓を活かし、艦砲射撃の射程外の内陸部(宇都宮を中心とした栃木県一帯)に陣地を構築し、侵攻する米軍を引き込んで撃滅するという作戦が採用されたため、当初は栃木県に駐屯していた。 しかし、1945年(昭和20年)6月に水際決戦に作戦方針が大転換したため、米軍の上陸が予想される九十九里浜及び相模湾のどちらにも迅速に進出できるよう埼玉県浦和に移動して連合国軍との本土決戦に備えたが、交戦すること無しに日本軍は無条件降伏した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第36軍 (日本軍)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Thirty-Sixth Army (Japan) 」があります。 スポンサード リンク
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