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第39回社会人野球日本選手権大会(だい39かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、2013年10月28日から11月7日にかけて京セラドーム大阪で行われた社会人野球日本選手権大会である。 ==概要== *前年から社会人野球の日程見直しが行われている中、今大会は前回大会よりも約1週間開幕日が早められた。10月6日から開かれる第6回東アジア競技大会に日本代表が派遣されたことから、主に都市対抗で活躍した選手を中心として大会直前に主力がチームを離れざるをえなかった。 *対象大会では、JR東日本とJR東海が2大会を制した。また、JR東海のほか三菱重工神戸、日本生命、新日鐵住金かずさマジック、Honda熊本は対象大会優勝枠として初めて本大会に駒を進めた。都市対抗からは51年ぶりの連覇を果たしたJX-ENEOSが、クラブ選手権からは2度目の優勝を遂げた和歌山箕島球友会が出場権を得た。 *本戦では、前年夏から3季連続優勝のJX-ENEOSと3季連続準優勝のJR東日本が本命視されていたが、JX-ENEOSは1回戦で、JR東日本は2回戦で姿を消し、早々と本命不在となったトーナメントは混戦模様となった。地元関西勢はベスト8に3チームが残ったもののいずれも準々決勝で敗退。決勝戦では勝負強さと活発な打線で2大大会初の決勝に進出した新日鐵住金かずさマジックと、準決勝までの4試合のうち3試合で零封した富士重工業が対戦。投手戦の末に先制点を守り抜いた新日鐵住金かずさマジックが初優勝を遂げた。なお広域複合企業チーム〔大口スポンサー企業をはじめとする複数の企業がチームを所有して運営する形態。日本野球連盟には企業チームと同じ扱いで登録できる制度。〕がいわゆる社会人2大大会を制したのもこの回が初のことだった。最高殊勲選手賞には3試合に登板し(うち先発1試合)、奪三振率13.06を記録した岡本健が選ばれた。 *この年から準々決勝以後の衛星放送での中継は前年まで行ってきたGAORAに代わり、J SPORTSから生中継された。(決勝戦はこれまでと同じくNHK BS1との並列放送〔J SPORTSは2011年秋からBSデジタル放送にも放送を提供している〕) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第39回社会人野球日本選手権大会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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