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『第63回NHK紅白歌合戦』(だいろくじゅうさんかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2012年(平成24年)12月31日(JST、以下同じ)に放送された通算63回目のNHK紅白歌合戦である。 == 放送まで == ; 2012年9月6日 : NHK会長の松本正之の定例記者会見の席にて放送の概要が公表された。4時間30分の放送時間は第60回(2009年)、前回と並ぶ史上最長タイである〔。松本はこの席で「2013年が、日本が前に向かって力強く、あらためて進み出す年となることを願い、今年の紅白は、すばらしい歌手の歌の力で、日本人が自信を持って新たな一歩を踏み出そうというメッセージを伝える番組とする」と番組制作のアウトラインを表明〔。なお松本はアウトラインの表明時、この年のロンドンオリンピックにおける日本人選手の活躍を引き合いに出しており、複数のスポーツ新聞が紅白歌合戦におけるオリンピック選手の何らかの形での登場をこの段階で予想していた。 ; 2012年9月27日 : この日行われた記者会見において、今回のテーマが発表された。テーマは「ニッポン ラララ♪ 歌で 会いたい。」。テーマ設定の理由について、チーフプロデューサーの原田秀樹はオリコンのインタビューにおいて、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)などがあった前回のテーマを「新年に良いことがありますように」とのメッセージを込めて設定したことに触れた上で「その後の1年間を振り返ると、日本中がとても頑張ったと思います。なので最後の1日は、新しい人や新しい歌、さらには新しい自分に出会えるような場を作りたいと思って、今年は『歌で 会いたい。』に決めました。そんな気持ちで新しい1年を迎えられたら、また未来への明るい希望が見えてくるのではないかと。」と語っている。また、NHK会長の松本正之は「昨年から引き続き、震災復興がテーマになる」と述べている。 : 同じ記者会見において、今回の「紅白応援隊」も発表された〔。メンバーは前回同様、テリー伊藤とAKB48であり、テリーは5年連続、AKB48は2年連続での担当となった。今回を最後に第58回(2007年)から設けられていた「紅白応援隊」は撤廃された。 ; 2012年10月16日 : 今回の司会者として、紅組司会を堀北真希、白組司会を嵐、総合司会を有働由美子が務めることがそれぞれ発表された。司会発表はNHKホール前の屋外特設会場で行われ、屋外で司会発表が行われるのは史上初となった。担当プロデューサーは司会の発表がこの日になった理由について、「連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の収録が終わった堀北と嵐のスケジュールを1時間程頂くのが本当に難しく、たまたまピンポイントで空いたため」とした。また、司会者の発表日は第60回および第61回(2010年)が11月3日、前回が10月19日、今回が10月16日と少しずつ早まっており、NHK担当者はこのことについて「堀北と嵐、それに紅白応援団に決まっているAKB48を前面に出して、1日も早くPRを始めて視聴率を上積みしたいというのが現場の本音でしょう」と語っている〔。 ; 2012年11月26日 : 今回の出場歌手が発表された。 : 直前に発生した当時NHKアナウンサー(東京アナウンス室)の森本健成の不祥事での逮捕という一件の煽りを受ける形で、出場歌手発表が多少なりとも遅れる可能性があるとも言われていた。 ; 2012年12月6日 : 当日のテレビ副音声『紅白ウラトークチャンネル』の出演者にテリー伊藤と小松宏司。ラジオ中継実況担当に青井実と橋本奈穂子が決定したことが発表された。 ; 2012年12月12日 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第63回NHK紅白歌合戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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