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第6次対仏大同盟 : ウィキペディア日本語版
第六次対仏大同盟[だいろくじたいふつだいどうめい]

第六次対仏大同盟(だいろくじたいふつだいどうめい, 英語:Sixth Coalition, 1812年 - 1814年)は、ナポレオン1世フランス帝国による覇権に挑戦するため、ヨーロッパ諸国が結成した同盟である。ロシア遠征で多大な損害を被ったフランス軍は、四方から迫る連合軍に圧倒され、ついにナポレオンは退位に追い込まれた。
== 同盟 ==
第六次対仏大同盟は、1812年のナポレオンによるロシア遠征の開始を契機として、イギリスロシアの二国間で締結された同盟に始まる。ロシア遠征はフランス軍にとって致命的な損失を招いた。兵員37万が死亡し、20万が捕虜となったのである。半島戦争で傷ついたナポレオンの不敗神話はここに完全に崩れ落ち、フランスに支配されていた諸国は次々に離反していった。
1813年2月27日、プロイセンはフランスとの同盟を破棄して第六次対仏大同盟に参加した。8月にはオーストリアスウェーデンライン同盟諸邦もこれに参加した。ここにイギリスを中心とした大同盟が結成され、フランスに対する総攻撃が開始された。
第六次対仏大同盟に参加した国家は以下のとおりである。
* グレートブリテンおよびアイルランド連合王国イギリス
* プロイセン王国
* ロシア帝国
* オーストリア帝国
* スウェーデン王国
* ライン同盟諸邦

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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