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第一次ロシア・スウェーデン戦争 : ウィキペディア日本語版 | 第一次ロシア・スウェーデン戦争[だいいちじろしあすうぇーでんせんそう]
第一次ロシア・スウェーデン戦争とは、1788年から1790年まで続いた、ロシア帝国とスウェーデン王国の戦争である。外交的にはデンマークとも対峙した。戦争はスウェーデン優位に帰し、最終的には、ヨーロッパにおけるスウェーデンの国際的地位を向上させた。1808年の第二次ロシア・スウェーデン戦争とあわせ、「ロシア・スウェーデン戦争」とも呼ぶ。 == 概要 ==
発端は、ヨーロッパにおける国際的地位の上昇と、対ロシアとの外交関係の解消を求めて、当時、北方の覇権を確立していたロシア帝国ツァーリ・エカチェリーナ2世に対し、スウェーデン王グスタフ3世が、外交によって、内政干渉やデンマークとの協力関係を撤廃しようと画策したが、いずれも目的を果たせなかったため、開戦に踏み切ったもの。しかしスウェーデンは、戦時同盟国を持てなかった。フランス王国は、革命直前の混乱を迎えており、スウェーデンの支援を行えず、かつて大北方戦争で共闘したオスマン帝国も同盟を拒否した。しかもデンマークはなお、ロシアと同盟を結んでいた。しかしイギリス、プロイセン王国ら列強は、中立を表明した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第一次ロシア・スウェーデン戦争」の詳細全文を読む
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