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第一次戦略兵器削減条約 : ウィキペディア日本語版
第一次戦略兵器削減条約[だいいちじせんりゃくへいきさくげんじょうやく]

第一次戦略兵器削減条約(だいいちじせんりゃくへいきさくげんじょうやく、Strategic Arms Reduction Treaty I、START I)は、1991年アメリカ合衆国ソビエト連邦/ロシアとの間に結ばれた軍縮条約の一つである。
== 概要 ==
第一次戦略兵器削減条約は、米ソ間で1982年にSTART(STrategic Arms Reduction Talks、戦略兵器削減交渉)としてはじめられた交渉の中で結ばれた。なお、1987年には同様の軍縮条約として中距離核戦力全廃条約が調印されている。
条約の交渉は、ソ連のアフガニスタン侵攻(1979年)に伴って、再び過熱した新冷戦が、1985年頃緩和したことに伴って促進、1991年7月31日に調印された。米ソは保有する戦略核弾頭数の上限を6,000発、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM) や爆撃機など戦略核の運搬手段の総計を1,600機に削減されることとなった。さらに、弾道ミサイルへ装着した核弾頭数も4,900発に制限された。条約履行の確認のために査察・監視も条約に盛り込まれている。これらは条約発効後7年で達成されるとした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第一次戦略兵器削減条約」の詳細全文を読む



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