翻訳と辞書
Words near each other
・ 第三
・ 第三〇一海軍航空隊
・ 第三〇二海軍航空隊
・ 第三のイタリア
・ 第三のビール
・ 第三のモナ・リザ
・ 第三の位置
・ 第三の女
・ 第三の女 (研ナオコのアルバム)
・ 第三の影
第三の新人
・ 第三の時効
・ 第三の波
・ 第三の波 (トフラー)
・ 第三の波 (ハンティントン)
・ 第三の男
・ 第三の男 (童子-Tのアルバム)
・ 第三の眼
・ 第三の道
・ 第三の選択


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

第三の新人 : ウィキペディア日本語版
第三の新人[だいさんのしんじん]

第三の新人(だいさんのしんじん)は、1953年から1955年頃にかけて文壇に登場した新人小説家を、第一次戦後派作家第二次戦後派作家に続く世代として山本健吉が命名したもの。安岡章太郎吉行淳之介遠藤周作などを代表的な作家とし、第一次・第二次戦後派が本格的なヨーロッパ風長編小説を指向したのに対し、戦前日本において主流であった私小説短編小説への回帰をはかったところに特色がある。
== 第三の新人の登場 ==
評論家・山本健吉の評論「第三の新人」(1953年)をきっかけに、当時純文学を書いていた安岡、吉行らの同世代の作家を総称して呼ぶようになった。1953年の安岡を皮切りに吉行、庄野潤三、遠藤周作らが次々と芥川賞を受賞し、文壇の中でも一つの勢力と見られるようになった。
評論家が付けたレッテルであり、個々の作風にも一貫した厳密な定義があるわけではなかったが、概して私小説的な作品が多く、非政治的で小さくまとまった傾向がしばしば非難の対象になった。しかし後に戦後文学史上の用語として定着した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第三の新人」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.