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『第三世界の長井』(だいさんせかいのながい)は、ながいけんによる日本の漫画作品。『ゲッサン』(小学館)にて、2009年6月号(創刊号)から連載中。 == 登場人物 == ;長井(ながい) :青年。異様な存在の高校生。他の登場人物とは異なる雑なタッチで描かれている。台詞は漢字の割合が他のキャラと比較して明らかに少ない特徴的な表記であり、話す内容や行動も支離滅裂。宇宙人から地球を守る使命がある様だが自分でもよく理解していない。この様な異様な要素は、「アンカー」と呼ばれる設定に基づくらしい。 :変身アイテム「ぬくもり棒」によって「スパークチェンジ」の掛け声とともに変身ヒーロー「ストロング・ドグマ」に変身する。だがストロング・ドグマは長井が勝手に名乗っただけで博士は「ぬくもり」と名付けていた。それを知った長井は激昂する。 ;博士(はかせ) :「秘密防衛組織ドングリーズ」の博士を自称する男。「科学忍者隊ガッチャマン」の南部博士に酷似した容貌をしているがほぼ常に直立不動で正面を向き、表情も全く変わらず、まるでコピーの様に動じない。仰々しい話し方で、長井に宇宙人との戦闘を命じるが、やはり話す内容は支離滅裂である。頭頂部に巨大なトゲを生やしている。一人称は「わい」。 ;I・O :帽子を被った少年。実質的な主人公だが、正確な名は不明(音那からは「ショウ」と呼ばれているが本人は否定している)。長井を監視する任務を負っており、その滅茶苦茶な行動や周囲の現象に驚いたりツッコんだりする。自分のことを「神」と言っていたがそれが文字通りの意味なのかは分からない。 ;音那(おとな、もしくは、ねな) :少女。長井の存在に深く関わっているらしい。少年にとっては「敵」であり、「詐欺師」「とんでもねえ悪魔」などと評される。なぜかいつもアイドル衣装をまといマイクを持っている。 ;うるる :本来は長井の同級生にすぎなかったがアンカーの上書きによって博士の娘になった。長井をこの世界の主人公としてプロデュースすることに執念を燃やす。頭にゼンマイがのっかっているがアクセサリーか何かの装置かは分からない。世界の真実を知っているかのような発言をする。 ;跳ビ跳ネサセ星人 :長井たちの前に現れた最初の宇宙人。どう見ても中に人が。相手を跳びはねさせられる。長井が跳びはね逃げた後立ち去った。 ;爆破星人(ばくはせいじん) :コンピューターのような片言で話す。指差した先を爆破するらしい。民間のヘリコプターを巻き添えで墜落させた。長井のはなった緩いパンチで緩くふっとんで爆死する。 ;クッ付カセル星人(くっつかせるせいじん) :「マッドマックス2」の悪役ヒューマンガスに似た恐ろしいルックス。警官に職質されて戦闘どころでなくなり泣いて逃走、長らくマスコミを騒がせることになる。 ;ラーメン星人(らーめんせいじん) :クリフォトの闇の紅の皇女「ヴェーレ・アク・リーベル・ロクェレ」を自称する。ラーメンの丼をもった女子中学生にしか見えない。中二病がかったセリフを吐く。必殺技は麺を自在に操り相手を拘束したりする「実写版デビルマン」。ドンブリを落として割ると我に返ったように大人しくなり立ち去る。 ;火山噴火星人(かざんふんかせいじん) :背広を来た男性の姿をしている。どうみても「はだしのゲン」の人物にしか見えないが、該当する外見のキャラは「はだしのゲン」にはいない。「わしは豊かな大地になる」のセリフで現実に火山を爆破できる。帽子少年のとっさのアンカーで自動的に死亡。 ;衝撃星人(しょうげきせいじん) :自らを「ボンバー」と名乗る異形の者。最もクリーチャーっぽい外見だがそれ以外はただの酔っ払いのフリーター。必殺技「クールジャパン」はかなりの威力で、長井を瀕死の重体まで追い詰めた。警官隊があらわれるとコソコソと立ち去った。 ;カンジ :帽子の少年がアンカーについて報告している3人のうちの一人。メガネをかけたクールな雰囲気の青年だが興奮すると難解すぎて何を言っているのかわからない説明をしだす。 ;オタ丸 :長井の友人。オタクだがやけにやさぐれている。それでいて発言は妙に良識的。 ;関羽、張飛 :長井の友人で義兄弟(?)。長井を「兄者」と呼んでいるがタメ口で会話している。 ;ビル :うそ空手家。長井のアメリカでの知人で長井曰く「人生の先輩」。回想シーンのみ登場。彼女に貢いだ挙句に二股かけられたり、パチンコ攻略法に手を出してサラ金で借金したりとロクでもない人。 ;伊藤純一(いとうじゅんいち) :ぬくもりの頭の先っぽの丸いやつに魂を宿している近所の無職。少年や音那の正体を知っていたりと謎が多い。 ;ジャック・ダニエル :長井の父親。一週間前死んでいた。長井がくじけそうになると幻影となって長井を勇気づける。羽田空港のロビーにいたときは鹿児島旅行に行こうとしていた。なぜか実写。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第三世界の長井」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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