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第二ファウンデーション : ウィキペディア日本語版 | 第二ファウンデーション[だいにふぁうんでーしょん]
『第二ファウンデーション』(''Second Foundation'') は、アイザック・アシモフのSF小説。ファウンデーションシリーズの第3巻で、『ファウンデーション対帝国』の続編にあたる。アメリカにおいて初版は1953年に発行された。物語に登場する架空の集団の名称でもある。 == 概要 == 2編の中編からなる。1948年と1949年に『アスタウンディング・サイエンスフィクション』誌に掲載されたもので、「今度はわかったな―」と、3回に分けて掲載された「―しかもわかっていなくもある」をまとめたもの。 銀河系の端にある惑星ターミナスに銀河百科辞典編纂者の集団「ファウンデーション」が追放されて約300年後の世界。勢力を伸ばしていたファウンデーションが突然変異体のミュールの手に落ちて5年ほど経過した頃から物語が始まる。ファウンデーションは陥落したものの、存在だけが知られている第二ファウンデーションは発見されていなかった。この謎の集団である第二ファウンデーションを探索する物語であり、最後にその位置が読者へと明らかにされる。 創元推理文庫版『銀河帝国の興亡』訳者の厚木淳により、形而上学における第一動者(プライム・ムーバー)という概念(いわゆる森羅万象を動かす神のこと)が、第二ファウンデーションの長である第一発言者に当たると指摘されている。さらにそれは登場人物の名前にも示されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第二ファウンデーション」の詳細全文を読む
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