|
共産主義者同盟(きょうさんしゅぎしゃどうめい、共産同、ブント)は、1958年に結成された日本の新左翼党派。学生主体の前衛党派としては、世界初といわれている。 主に全学連を牽引していた学生らが日本共産党から離れて結成し、安保闘争の高揚を支えたが1960年解体。1966年に再建され(二次ブント)、1970年に再び解体し、戦旗派、全国委員会派、ML派、赤軍派など多数の党派に分裂した。 ブントは1960年代後半の学生運動・全共闘と重なる部分が多い〔イマニュエル・ウォーラステインは『反システム運動』(大村書店, 1992年)において、「世界革命は、これまで二度あっただけである。一度は1848年に起っている。二度目は1968年である」と述べている。この視点ー68年を中心として世界的に発生した反システム運動ーから60年代後半の学生運動・全共闘を検証したものに、すが秀実『革命的な、あまりに革命的なー「1968年の革命」史論』(作品社2003)がある。〕。またブントは複数の解体や分裂を経験したため、その組織実態や人員は時期により異なる〔「安保全学連」蔵田計成(三一書房.1969)が1960年代以降のニューレフトの通史として最も詳しい。戦後学生運動の70年代初頭までの通史としては山中 明『戦後学生運動史』(196青木新書1、1981再発群出版 )が最もコンパクトにまとまっている。〕。 事務局は、東京都文京区元町、後に千代田区神田神保町に置かれた。 == 名称 == 略称の「ブント」()は、「同盟」を意味し、党名の「共産主義者同盟」は1847年にロンドンで亡命ドイツ人を中心に結成された「共産主義者同盟」()に由来する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共産主義者同盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|