翻訳と辞書
Words near each other
・ 第十三号駆潜艇
・ 第十三国立銀行
・ 第十三師団
・ 第十三方面軍
・ 第十三方面軍 (日本軍)
・ 第十三書簡
・ 第十三航空艦隊 (日本海軍)
・ 第十三航空隊
・ 第十中学校
・ 第十九号型掃海艇
第十九号掃海艇
・ 第十九国立銀行
・ 第十九師団
・ 第十九航空隊
・ 第十九銀行
・ 第十二中学校
・ 第十二号海防艦
・ 第十二国立銀行
・ 第十二師団
・ 第十二方面軍


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

第十九号掃海艇 : ウィキペディア日本語版
第十九号掃海艇[だいじゅうきゅうごうそうかいてい]

第十九号掃海艇 (だいじゅうきゅうごうそうかいてい)は、日本海軍の掃海艇第十九号型掃海艇の1番艇。姉妹艇とは一度も行動をともにすることなく、太平洋戦争の緒戦で被爆し放棄された。
==艇歴==
マル4計画の700トン型掃海艇、仮称艦名第164号艦として計画。1940年9月17日、株式会社東京石川島造船所で起工。12月10日、第十九号掃海艇と命名され、第七号型掃海艇の7番艇に定められる。
1941年2月18日、進水。4月22日、艤装員事務所を石川島造船所深川工場内に設置し事務を開始〔昭和16年4月28日付 海軍公報(部内限)第3781号。〕。5月31日竣工し、艤装員事務所を撤去〔昭和16年5月31日付 海軍公報(部内限)第3807号。〕。本籍を舞鶴鎮守府に定められ、第三艦隊第二根拠地隊に編入。6月11日から8月25日までの全般任務として中支、南支沿岸で監視警戒に従事。6月22日から25日まで披山島掃蕩作戦に参加し、陸戦隊の揚陸掩護に従事。7月1日、王環島坎門鎮作戦に参加。7月10日から8月6日まで第二遣支艦隊作戦指揮下に編入され、ふ号作戦(南部仏印進駐)に参加し、陸軍輸送船団の護衛と泊地の掃海に従事。8月26日、内地に帰還し、整備と訓練に従事。
11月26日、佐世保を出港。12月1日、馬公に入港。太平洋戦争の開戦時は軍隊区分菲島部隊第一急襲隊に配され、第五水雷戦隊司令官の指揮下で行動。7日、アパリ上陸船団を護衛し馬公を出港。10日、アメリカ商船セタス号を拿捕する。同日カガヤン川河口に投錨直後、アメリカ陸軍航空隊機の爆撃を受け被爆し、爆雷が誘爆して大破。艦橋より前の艇体が水面上に露出した状態で水没〔『第一急襲隊戦闘詳報(第五水雷戦隊戦闘詳報第一号)』。〕し放棄された。
1942年1月15日、舞鶴鎮守府第四予備掃海艇に定められる。4月1日、艦艇類別等級別表の掃海艇の部中に第十九号型の項が新設され、その1番艇に定められる。
1945年11月30日、海軍省の廃止に伴い除籍された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第十九号掃海艇」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.