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第四エズラ書[だいよんえずらしょ]
『第四エズラ書』は、ユダヤ教・キリスト教において外典として扱われる書物のうちのひとつ。全16章で、3部構成の形をとっており、「エズラの黙示」と呼ばれる第2部が最も古い部分で紀元1世紀末頃に成立し、ほかの部分はあとからキリスト教徒によって加筆されたものとされている。旧約聖書にも登場するユダヤ教の祭司エズラが、「なぜ神はイスラエルを助けようとしてくださらないのか」「罪を犯さない人などいない。なぜ神は人間やこの世界をそのようにお造りになったのか」「なぜ一部の義人しか救われないのか。ごく一部の義人にしか希望がない(天国へ入れない)というのなら、最初から私は生まれなければ良かった」などの、根源的な問いを真摯に神に問いかけて議論を求め、それに対して天使や神が答え、また七つの幻をエズラに見せるというのが主な内容となっている。 ==関連項目==
* エズラ記
en:2 Esdras
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第四エズラ書」の詳細全文を読む
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