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第百九十三号哨戒特務艇 : ウィキペディア日本語版 | 第百九十三号哨戒特務艇
第百九十三号哨戒特務艇〔本来の艇名表記は第百九十三號哨戒特務艇。〕(だいひゃくきゅうじゅうさんごうしょうかいとくむてい)は、日本海軍の未成特務艇(哨戒特務艇)。第一号型哨戒特務艇の77番艇〔本艇が特務艇類別等級別表に登載された1944年11月5日時点で、第27号哨戒特務艇、第33号哨戒特務艇、第34号哨戒特務艇、第156号哨戒特務艇、第176号哨戒特務艇、第177号哨戒特務艇が同表未登載のため、1944年11月5日時点で法令上は71番艇、これら6隻を含めると通算で77番艇となる。〕で、法令上の同型最終艇。戦後、台風により沈没した。 ==艇歴== マル戦計画の特務艇、第2121号艦型の193番艇、仮称艦名第2313号艦として計画。1944年11月5日、第百九十三号哨戒特務艇と命名されて第一号型哨戒特務艇の71番艇に定められ、本籍を佐世保鎮守府と仮定。 1945年2月7日、福岡造船鉄工株式会社で起工。終戦時未成。8月17日、工事中止が発令され船体工程65%〔で工事中止。9月18日、枕崎台風により沈没した〔枕崎台風によって遭難沈没した海軍艦艇は、ほかに伊号第一潜水艦 (2代)、第160号駆潜特務艇、第228号駆潜特務艇、第25号哨戒特務艇などがある。〕。 1947年2月1日、行動不能艦艇(特)に定められる。11月22日、在東京アメリカ極東海軍司令部から本艇の漁船への改造許可が出された。
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