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笹井幸一郎[ささい こういちろう]
笹井 幸一郎(ささい こういちろう、1885年(明治18年)10月〔『新編日本の歴代知事』924頁。〕 - 1938年(昭和13年)10月15日〔『朝日新聞』(東京本社発行)1938年10月16日朝刊、11面の訃報より。〕)は、日本の内務・警察官僚。官選県知事、長崎市長。 ==経歴== 新潟県出身。笹井喜三郎の長男として生まれた〔。第四高等学校を卒業。1910年、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業。同年11月、文官高等試験行政科試験に合格。1911年、内務省に入省し岐阜県属となる〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』198頁。〕。 以後、岐阜県警視、熊本県玉名郡長、山口県理事官、和歌山県理事官、佐賀県警察部長、警視庁保安部長、復興局経理部長などを歴任〔。 1929年8月、奈良県知事に就任。不況下における民生の安定に尽力〔『新編日本の歴代知事』720頁。〕。1930年8月、愛媛県知事に転任。1931年12月18日に知事を休職〔〔『官報』第1493号、昭和6年12月19日。〕。1932年1月29日、依願免本官となり退官した〔『官報』第1523号、昭和7年1月30日。〕。 その後、1934年5月から1938年5月まで長崎市長を務めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笹井幸一郎」の詳細全文を読む
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