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笹原宏之 : ウィキペディア日本語版
笹原宏之[ささはら ひろゆき]

笹原 宏之(ささはら ひろゆき、1965年 - )は、日本国語学者言語学者博士(文学)早稲田大学)。 早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院(社会科学研究科)教授。東京大学東北大学北海道大学埼玉大学日本女子大学聖心女子大学などで非常勤講師も務める。
日本製漢字である国字研究の第一人者。 文化庁 文化審議会国語分科会で、常用漢字の選定・改定作業に携わる〔『虎は良くても鷹(たか)はダメ? 常用漢字大論争』 「NHKクローズアップ現代」 2009年6月9日放送。〕〔NHK総合テレビ 2010年7月11日放送。 ">『NHK 週刊こどもニュース:「どうして増える?常用漢字」』 NHK総合テレビ 2010年7月11日放送。 〕。
== 人物 ==
東京都出身。小学生の頃より漢字の面白さに惹かれ、中学生になると世界最大の漢和辞典として知られる「大漢和辞典」を小遣いで購入し耽読した。
当時から、「字源」への興味もさることながら、社会生活のなかでの漢字の使われ方、社会の移り変わりを映し出す、漢字表記(表現)の変化の有り様、これら豊かな漢字表現にあらわれる日本人心理について特に興味を惹かれたといい、中学生の頃には「当て字」を蒐集、ノートにまとめ自作の「当て字大辞典」を作成していた。
これら「当て字」に関する30年来の研究は、「命(さだめ)」・「時代(とき)」・「秋桜(コスモス)」・「本気(マジ)」・「夜露死苦(ヨロシク)」など、歌詞漫画テレビ広告などでは流通していながら、辞書には記載されにくい表記を採録した「当て字・当て読み 漢字表現辞典 (三省堂)」としてまとめられた(ちなみに、『よろしく』の当て字は、ヤンキー用語として、『夜露死苦(ヨロシク)』と表記される遥か以前、すでに江戸時代、滝沢馬琴によって『四六四九(ヨロシク)』と当て字されており、この"4649"には、4×6+4×9=60、つまり60回も「よろしく」との意味まで込められていたという)〔NHK総合テレビ 2010年9月13日放送。 ">『ドキュメント20min:「恋して! 漢字」』 NHK総合テレビ 2010年9月13日放送。 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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