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笹塚(ささづか)は、東京都渋谷区北西部の地区、武蔵野台地に位置し、中央を国道20号(甲州街道)が横断、1913年(大正2年)調布~笹塚に京王電気軌道(現・京王線)が開業し住宅地化。汎称地名としての「幡ヶ谷〔郵便番号簿や新聞等の印刷物では、便宜上「幡ヶ谷」とされる場合がある。〕」(幡ヶ谷地域)と言われるが、これは旧幡ヶ谷村の全域に相当し、渋谷区の現行行政地名では本町、幡ヶ谷、笹塚が含まれる。1960年(昭和35年)の町名地番変更により住居表示は笹塚一丁目から三丁目まである。 == 地理 == 渋谷区の北西部に位置し、幡ヶ谷地域に属する。地域の北部は中野区南台に接する。北西部から西部は、杉並区方南に接する。南西部は、世田谷区大原に接する。南部は、世田谷区北沢に接する。東部は、中野通りに接しこれを境に渋谷区幡ヶ谷に接する。 鉄道は、笹塚一丁目内を東西方向に京王線が走り笹塚駅がある。当駅は準特急停車駅で、特急は止まらないが京王新線乗り替え駅である。幹線道路は、笹塚一丁目と笹塚二丁目の間を放射道路の国道20号(甲州街道)が、笹塚二丁目と笹塚三丁目の間を環状道路の水道道路が、それぞれ東西方向に横断している。 地形的には武蔵野台地上に位置し概ね平坦である。河川は本町四丁目から幡ヶ谷三丁目、笹塚三丁目にかけて、かつてあった神田川の支流に沿って浅い谷になっていた。笹塚一丁目には嘗て玉川上水の流れが西から東に大原、北沢との境界を蛇行しながら縫うように流れていたが、笹塚駅周辺の一部は開渠のまま残されているが、殆どは暗渠化されて遊歩道として整備され緑道(公園)として整備されている。 大半が住宅街である。昔からのアパートやマンションも多く、一人暮らしをしている若年層の住民も多い。甲州街道沿い、笹塚駅周辺は、ビルや商店などが目立つ。かつては、マイクロソフト日本法人本社(現・日本マイクロソフト)、ディー・エヌ・エーも本社を構えたが現在は両社ともに移転している。新興企業の本社や営業所が多く存在する。一例として、フロム・ソフトウェアを挙げることができる。 笹塚駅南口周辺地域の商業化が目覚しく、京王線、京王新線の高架の耐震工事も終了し、高架下が新たな商業施設である京王クラウン街笹塚商店街となっている。駅前の京王重機ビルの再開発事業が進められ、旧ビルが解体され新たに複合施設「メルクマール京王笹塚」地上21階、延床面積38,000㎡の大型ビルが、2015年(平成27年)にオープンした。笹塚一丁目の東西に渡るこの一帯は、2012年(平成24年)に「笹塚駅南口地区地区計画」として都市計画決定され、笹塚ショッピングモール21及び中村屋東京営業所を巻き込んだ総面積約3haにも及ぶ再開発が予定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笹塚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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